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仰木 彬さん

仰木 彬さん

氏の功績、伝説は私がここに説明するまでもなく、
多くの人達に語られているので書きません。

私が仰木さんを好きになったきっかけは単純です。
それは祖父に似ていたから。
しかし、より仰木さんを知っていくうちに、
『マジック』と呼ばれる独創的な采配や、温厚でそして情熱的な人柄にどんどん惹かれていきました。
今季、新たに生まれた2つの球団の一つ、
オリックスバファローズ。
決して好意的に見られていた球団ではありませんでしたが、
私はパ・リーグで一番応援していました。
それは偏に、仰木さんが監督だったからです。

監督は、命を削りながら、ずっと新しいチームを育ててくださったのですね。
仰木さんの命を吸って、オリックスはあわやプレー・オフ、という位置まで成長しました。

テレビや球場で見たとき、真夏にもかかわらず監督がウインドブレーカーをきていた理由を、
一瞬だって真剣に考えたことはありませんでした。

祖母から仰木さんの訃報を知らされた時は、信じられない、の一言でした。
この目で耳でニュースを確認するまで、信じることなんかできませんでした。
きっと誤報だろう、きっとすぐにテレビにあの笑顔で出てくれるんだろうと信じていました。
しかしヤフーで速報を見たとき、
信じていた笑顔はもう過去のものになってしまいました。

本当に、本当に悲しいです。寂しいです。
まだ70歳じゃないですか。私の祖父より若いじゃないですか。
ついこないだまで監督をされていたのに、笑っていたのに。

この文章を打ってる今も、涙が止まらない。
球界は私たちは大切な人を失ってしまったのですね。

来季、オリックスバファローズには死ぬ気でがんばって欲しい。
仰木さんが残してくれたものを無駄にしないように。
私も今年以上に、もっと一所懸命応援するから。

『がんばろうKOBE』
神戸はがんばったよね。
『がんばろうORIX』
今度は自分たちのために、仰木さんのために
関西をパ・リーグを熱くするために。

でも
どんなに声を張り上げても、泣いても笑っても、
もう二度と仰木さんには伝わらないのです。


ありがとう、西の魔術師。
さようなら、仰木 彬さん。
# by toru-to-edison | 2005-12-17 00:23 | スポーツ・野球

訃報

前オリックスバファローズ監督 仰木彬さんが本日亡くなられました。

信じられません・・・

大好きな方でした。

心よりご冥福をお祈りいたします。
# by toru-to-edison | 2005-12-15 23:28 | スポーツ・野球

四天王寺と一心寺

今週の日曜日ですが、友人と四天王寺を中心に寺めぐりに行ってきました。
四天王寺は幼少の頃に親に連れてきてもらった事があるらしいのですが、
殆ど憶えていませんでした。
そのため、久しぶりに行った四天王寺の広さには驚きました。
全体的な色彩も明るく、中国の面影を強く感じました。
日曜にもかかわらず人が少なくて、非常に快適でしたね。やはり休日の寺めぐりといえば、
奈良か京都なんでしょうね。
大阪にもこんな立派な寺院があるのだから、観光する方にももっとこういう所をみてほしいな~、と友人と話していました。難波のくいだおれも良いですが、あればかりが大阪の全てだと思われるのは勿体無いと思います。
しかし四天王寺の仏像はキンキンピカピカのものが多く、奈良の仏像よりも威厳というか、威圧感を感じました。仏教が伝わってきた初期の仏像だからでしょうか?とても男性的な感じを受けました。
余談ですが、個人的には仏像は奈良の弥勒菩薩像と京都の見返り観音の方が好きですね。

ひとしきり四天王寺を観終え昼食を済ますと、せっかくなので近くにある一心寺にも行くことに。
その一心寺ですが、何と言うか・・・
良いとか悪いとかじゃなくて、開いた口がふさがらないような所でした。
決して悪い意味じゃないんです。ただ、これは大阪だからできたのかな~とは思いました。
京都や奈良でこのような寺は想像できないですね。
あ、でも寺の入り口は京都駅みたいでした。
一心寺の前には『一心寺シアター』なるものがあるのですが、その中にある会場らしきものの内部も凄かった・・・ほんと溜息がでましたよ。
何だか悪いことばかり言ってるようですが、そんなことはなく、非常に楽しめました。
もし、機会があれば是非一心寺及び一心寺シアターに行ってみてください。
口がポカーンと開くと思いますよ。

それにしても今回何が一番面白かったかというと、一心寺の案内板で、
トイレのことを普通は寺院などでは『お手洗い』や『御不浄』などと表記するところを

『便所』(しかもやたらリアルな人の手が指差してるマーク付)

確かに便所でいいんですけどね、ストレートすぎやしませんか。
さすが一心寺、大好きです。
# by toru-to-edison | 2005-12-13 23:13 | つれづれ

間抜けな癖

貴方の癖は何ですか?

私の場合、まあ色々ありますが、一番は頻繁にするのは
空を見ること、ですね。 
こう言うと何か格好つけてるみたいですが、一日の中でかなりの頻度で間抜け面で空を見上げています。
それはもう、電車の中でも歩いていても止まっていても空を見上げています。
理由は単純に綺麗だからですね。
特に夕方の空は誰が見ても美しいと感じるのではないでしょうか。
夏の入道雲も迫力があって綺麗だし、冬は空気が澄んでまた違った魅力がありますね。
最近はやや曇ったような空が続いていますが、
黄色と灰色が混ざったような雲にほんの少し青空が見えて、そこに葉の落ちた木々が合わさった風景は、たまらない程美しいです。
悲しいような、鋭い美しさです。
 
何か詩的なこと言って、ほんと格好つけてるみたいですが、綺麗なものは綺麗なんだから仕方ないですね。
変なこと言うようですが、どんなに時間が流れて地上のあらゆるものが変化していっても、
空だけは今も江戸時代も、人類が地球上に誕生したときも同じなんですよね。
過去に降った雨が蒸発して、また雨を降らして・・・その繰り返しで現代までずっと続いているんですよね。たとえば今日雨が降ったとしたら、それは遥か昔の雨でもあるんですよね。
科学的に考えたら、物凄くとんちんかんな事を言ってるのかもしれませんが、
原始の人間が見上げた空と同じ空を私達も見てる、って思うと面白くないですか?

そんなわけで、明日もきっと間抜けな顔で真剣に空を見上げると思います。
# by toru-to-edison | 2005-12-09 23:26 | つれづれ

ラオコーンとゾイド

風邪って、本当につらいですね。
小学生位のときは風邪引いて学校休みたいと思っていましたが、
この歳になると体の辛さばかり感じます。
実はおとついからその風邪を引いてしまい、汚い話ですが、上から下から大変でした。
よくやせる為に吐く、という人がいますが、本当にやめた方が良いです。
顔はむくむし、やつれるだけだし、苦しいだけですからね。

ところで昨日、某所へ作品を搬入しに行きました。
私はマットと合体させた作品を持って、現地で前に展示していた人の同じサイズの額に差し替える予定でした。しかし、実際に合わせてみると・・・合わない。
確かに同じ半切サイズのはず。私の勝手な推測ですが、額とマットのメーカーが違ったからでしょうか・・・。
とにかく、作品は額に入れないといけないので、責任者の方が貸してくれたハサミでマットを切ることに。しかし、かなり焦って力んでいたのと、マットの硬さにハサミが折れました。
その後、申し訳ない気持ちでいっぱいの中、自分のハサミで再度カット。
今度はちゃんと切れて額に収まりました。
最初から自分のハサミを使え、という話です。
責任者の方、本当に申し訳ございません。
ひとまず配置し終え、眺めてみると、うーん・・・シルクは華やかだなあ、という感じです。
私はシルクスクリーンは向いていないと言われたことがあるのですが、
機会があればまたやってみたいです。
何せ2番目にやってみたい版種でしたから。1番はリトグラフ。
3番目が銅版ですからね(笑)今は銅版が一番好きです。

展示に向かう車内は、初めて話す方がほとんどでしたが、どの方も気さくで楽しかったです。
特に、とある格好良い男性の話をしていて、その人の容貌が『ラオコーン』に似ている、
と聞いたときはほんとに笑えました。
『ラオコーン』て3人いますよね?
一体どれに・・・真中のラオコーンだとしたらものすごいワイルドですね。
関係無い話ですが、以前友人がある学生のデッサンを
「あいつの(彫刻)デッサン、ゾイド」
と言ったのには爆笑しました。ゾイド・・・


あー、しかし作品というものは飾ってからが怖いですね。
どんな目で見られるのか、と思うと・・・
まあ、しばらくはこの件は忘れて、次の展示について考えていこうと思います。


某所の展示、写真撮るのを忘れてしまった・・・!
# by toru-to-edison | 2005-12-01 14:02 | 美術系